スイミングインストラクーをしている時の私のクラスは「大人なんだから泳ぐフォームの見た目が大事」というポリシーの元に教えていました。子供ならバチャバチャバタバタ泳いでいても可愛いですが、大人はまず見た目がカッコよくないと楽しくないですね。ビギナークラスでも、見た目優先でフォームをマスターしていただいていたので、お互いの泳ぎがカッコよくなるのが見られて、好評でした。コツは4つです。
※クロールは泳げる、という人が対象のアドバイスになります。
Tip1 腕ではなく肩を前に
見た目カッコイイフォームなので、外からみた動きが90%決め手です。
水中は人に見えないので、まずは、掻き終わった腕を前に回す時(リカバリー)です。
腕ではなくて、肩を回します。肩先を、耳に当てに行く感じです。肩を前に動かす勢いを使って腕を前に移動します。
子供の頃は、体感がしっかりしていないので、クロールの形にするのに手を回せと教えられて来たと思うのですが、一度、忘れてください。
手の平で前から、後ろに水を掻き、掻き終わったら、腕を肩から前に移動します。
「肩の上のお肉が邪魔をして耳の方にいきません」と言われたことがあります。その場合は、肘を頭の前に移動する感じでいきましょう!このフォームで肩についたお肉が落ちるまで頑張りましょうーね!
肩を動かすことを意識することで、耳近くまで動かした肩の方に顔を向けるだけで、呼吸が簡単にでき、自然に横のローリングが実現し、カッコイイフォームになります。
Tip2 キックは太腿、足の甲の順で蹴る
キックは太腿の前、足の甲の順で、水を蹴りますが、バタバタ水を蹴る必要はありません。
バタバタ蹴るより、確実に、太腿の前、足の甲の順に重い水圧を感じるキックを打つことで、バタバタせずにしっかり進んでカッコイイです。
まずは、水の中で、まっすぐ立って、太腿を前で水を素早く押し出した後、足の甲で前に蹴ります。水圧が凄い重いことが わかると思います。とてもバチャバチャ蹴ることはできません。水圧に負けて、腰が引けないように気をつけましょう。●正しいバタ足をマスターするも参照してください。
立った状態で重ーい水圧を確実に感じる動きに慣れたら、ビート板に両腕をしっかり乗せて、同じように蹴って泳ぎます。水圧でバタバタ蹴れないと思いますが、少しのキックですごい進むようになります。
Tip3 キックは2回
足を常にバタバタ蹴ってしまいますが、6回とかって小学校のとき習ったような記憶があります。
カッコよく見せるには、両方の腕を掻く間に2回だけ蹴ります。
タイミングは右手で水を掻き終わる動作と同時に左足を蹴ります。左も同じようにし、2回、前述の重いキックを打ちます。
このタイミング以外はどうするかというと、Tip2のキックはしません。水中でのバランスを取るために足は軽く動かすだけです。
Tip4 顎を引いて、前を見る
最後にカッコよく見える姿勢を保つコツです。
顎は引いて、顔は前を見て、おでこに水面がくるようにします。結構、体感が必要なので、頭が水面に並行になった姿勢で泳いでる人が多いですが、意識するだけで違ってきます。
クロールで泳げるようにはなったけど、それ以上うまくならないと感じている方は、是非、参考にしてみてください。
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