水泳のインストラクター経験があると小学生の子供がいるお母さんから、子供が水泳を習っているけど、息継ぎができないというお悩みをよく相談されます。自分もできないから教えられないと、、。子供のころに息継ぎで挫折して、クロール諦めた人、多いんじゃないでしょうか。
クロール習いたてで息継ぎの仕方がわからない、息継ぎしていても苦しくなって続かない、という方、参考にしてもらえると嬉しいです。

練習のステップは次の順番です。
1、水の中での呼吸の仕方をマスターする
2、息継ぎができるフォームをマスターする
3、自分に合う息継ぎの方向を決める

Step1 水の中での呼吸の仕方をマスターする

まずは口で呼吸する練習をします。
いつも鼻で呼吸するので、口での呼吸に切り替えができないことが息継できない一番の原因のようです。つまり顔をあげても呼吸ができなくて苦しくなっている人が多いと思います。

Step2 息継ぎができるフォームをマスターする

息継ぎができるかできないかのフォームのポイントは、掻き終わった後に肩を使って腕を前に持っていくことです。この時、肩の方に顔を向けるだけでスムーズに息継ぎができます。腕を回すだけのフォームになるとStep1悪い方、頭の上に上げないと顔を水面に上げることができなくなり、息継ぎに失敗します。
水泳を学校でもスイミングスクールでも習いはじめた小学生の子供が息継ぎがまず壁になるのは、そもそも子供に息継ぎができるフィームを教えないからだと思います。。

Step3 自分に合う息継ぎの方向を決める

右ききの人は、左、左ききの人は右での息継ぎがスムーズに感じると思います。
まずはスムーズにできる方でビート板を外して泳いでみましょうー
Step2では、息継ぎしている時に前に伸ばしていた手はビート板が支えていましたが、息継ぎと同時に沈んでしまう場合は腕に力が入っています。
腕の力は抜いて指先に力を入れて水を抑えるようにします。

うまくいかない時は、Step2に戻って、ビート板に乗せている手の指先でビート板を抑える練習をしましょうー
あっさり息継ぎができるようになった人は、３回に１回の息継ぎで右左両方で息継ぎできるよう挑戦してみてください。